岡垣町ってこんなとこ

福岡県遠賀郡に位置し、人口は約3万人で北九州地区を構成する町です。響灘に面していることから、『海がめもかえる町』のキャッチフレーズのもと、北部の三里松原を中心にしっかりとした自然の保護がなされています。また、各家庭に供給されている水道水の約85%が地下水でまかなわれているため、蛇口をひねればすぐにおいしい水を飲むことができます!

岡垣町の頭文字オを
羽ばたく鳥に
見立てている
町の歌である『変わらない岡垣』はシンガーソングライターの森山良子さんが作曲及び歌唱しています。
フルーツの町
響灘沿岸の温暖な気候で寒害を受けにくいことから、果物の栽培に最適な岡垣町は、びわの生産量が福岡県下で1位を誇り、岡垣町を代表する果物として『高倉びわ』が有名です。
秋を代表するフルーツとして有名なのが、肥料や消毒に漢方薬を使っている『漢方巨峰』に、太陽光線をたっぷりと浴びることができる丘陵地で育てる『みかん』も有名です!他にも、いちご・ブルーベリー・いちじくなどフルーツの生産が盛んに行われています!
岡垣町イメージキャラクター

平成24年(2012)1月10日~2月17日の期間、岡垣町イメージキャラクターの募集を行い、町内外から171点の応募がありました。岡垣町町制50周年記念事業実行委員会による審査の結果、岡垣町在住の山本華鈴さんの作品である『びわりん&びわすけ』に決定。岡垣町はビワの生産が盛んなので、ビワをイメージしキャラクターにしたそうです!
とても仲良しでいつも一緒にいて、特技は愛嬌たっぷりの笑顔でみんなを笑顔にすることと、いろいろな姿になって岡垣町をPRすることだそうです(^^)
左の女の子が『びわりん』で、チャームポイントはピンク色のリボンとほっぺ
右の男の子が『びわすけ』で、チャームポイントはほのぼのとした表情
びわりん&びわすけの折り紙やぬり絵もあるのでぜひチャレンジしてみてください!
https://www.town.okagaki.lg.jp/s024/020/110/201502050568.html
学校
小学校(町立):海老津小学校・山田小学校・戸切小学校・吉木小学校・内浦小学校
中学校(町立):岡垣中学校・岡垣東中学校
駅
九州旅客鉄道(JR九州)
海老津駅(えびつえき)鹿児島本線の駅で、駅番号は【JA16】岡垣町唯一の駅となっています。
駅スタンプは改札窓口にあり、駅員さんに依頼が必要です。改札窓口営業時間は5:30~23:00
岡垣町在住の木版画家で岡垣町ふるさと大使でもある、えもときよひこさんデザインで『北斗七星』をイメージしたスタンプを押すことができます!
岡垣サンリーアイ・岡垣町観光ステーションにも、えもときよひこさんデザインのスタンプがありますので合わせてどうぞ(^^)
余談ですがえもときよひこさんって、おんしんこと遠賀信用金庫の預金通帳やカレンダー・東日本大震災復興事業を記念して発行された金貨のデザインなど全国で活躍されているとても凄い方なんです!
マンホールカード
岡垣町の豊かな自然の象徴である、三里松原と響灘がデザインされたマンホールカードです。
配布場所 | 岡垣町役場本館1階 おかがきPR課 |
配布住所 | 福岡県遠賀郡岡垣町野間1丁目1−1 |
配布時間 | 年末年始を除く8時30分から17時15分 |
備 考 | 土曜・日曜・祝日は役場警備員室にて配布されています |

岡垣町のイベント
北斗の水くみ
鑑賞におすすめの時期は9月から11月頃。
ひしゃくの形をした北斗七星が水をくんでいるように見えることから『北斗の水くみ』と言われているこの光景は、北緯33度から34度に位置している場所で、尚且つ北に水平線がある場所でしか見えず、その条件を満たすのはなんと世界中で北部九州の一部のみなんだとか!
また、この光景を多くの人に知ってもらおうと、北海道在住の天文家で小惑星発見者の渡辺和郎さんが小惑星(15316)に『Okagakimachi』(岡垣町)の命名を国際天文学連合(IAU)に申請し承認されました。
この光景は『岡垣町観光ステーション北斗七星』にパネル展示してあるのでぜひ見てください!
えびつ ほたるの夕べ
JR海老津駅周辺を流れる矢矧川(やはぎがわ)では、毎年5月になるとホタルが飛び交います。それにともない開催されるこのイベントは、ほたる鑑賞ウォーキングや野外音楽ステージなどの催しがあり、キッチンカーの出店などもあります!
また、昭和通りでは提灯が灯され、ノスタルジックな温かい風情をかもしだします!
まつり岡垣
毎年10月の第3日曜日に、岡垣サンリ―アイのふれあい広場で開催され、2万人を超える来場者でにぎわう岡垣町の一大イベントです!
広場で行われる開会式を皮切りに、多くの露店やフリーマーケット・キッチンカーなどが出店し、岡垣サンリーアイ施設内では、歌や踊り、演奏が披露されます。まつりのフィナーレでは、もちまきが盛大に行われるなど一日中楽しめるまつりとなっています!
岡垣町の観光スポット
岡垣町には、豊かな自然と歴史が織りなす魅力的な観光スポットがたくさんあります!海・山・そして歴史ある建造物など、様々な場所で豊かな時間を過ごすことができますよ!
ゆうれい坂
空き缶がひとりで坂をのぼるミステリーロード!岡垣町内浦の国道495号線と成田山不動寺を結ぶ道路上にあり、錯覚(縦断勾配錯視)を生む地形の一例として有名。また、不思議な現象を体験できる名所としてよく知られています。
地元では昔から有名でしたが、TBSのバラエティ番組『USO!?ジャパン』で採り上げられたことで全国的に有名となり、岡垣町のイメージソングである『変わらない岡垣』の歌詞中にも登場するほどです!
三里松原(さんりまつばら)
日本の白砂青松100選(にほんのはくしゃせいしょうひゃくせん)にも選ばれており、浜辺や松林の中には希少動植物が多く生育し、特に砂浜はアカウミガメの産卵地にもなっています!名前の由来は、松原が3里(=12km)にわたって続いていることからきているそうです。
現在三里松原の中を歩くことはできませんが、宗像市から岡垣町を通って芦屋町まで続く海岸沿いのサイクリングロード『遠賀宗像自転車道』では、三里松原に沿ってゆったりと走ることができます!また、岡垣町観光ステーション北斗七星では、大人用・子ども用ともに有料でレンタサイクルを行っているので自転車がないかたも安心です(^^)
赤レンガアーチ
今から約100年以上前の九州最古級鉄道遺跡で、町指定文化財になっているそうで、実際にこの赤レンガの上を機関車が通っていました!1890年にJRの前々身である九州鉄道が、黒崎から赤間までの鉄道開通時に建造したもので、ドイツ人技師によるイギリス積み工法で設計・建造された本格的なレンガ造りのアーチ橋です。古くどっしりとしたレンガ造りはレトロ感に溢れ、見ているだけで明治時代にタイムスリップしたかの様な存在感のあるたたずまいをしています。鉄道ファンにもおすすめの鉄道遺跡となっております!
成田山不動寺
千葉県成田市にある、桜の名勝で知られる真言宗智山派の大本山成田山新勝寺より、不動明王をお迎えして開山したお寺です。交通安全の守護神として多くの人々に親しまれており、春には400~500本の桜が咲き誇るお花見スポットとなります!美しい自然の中に佇む寺院で、標高200mということもあり、岡垣の町や海を一望できる景色もオススメです(^^)

波津漁港~波津海水浴場
響灘に面した波津漁港は、響灘の荒波にもまれた新鮮な魚介類が豊富に水揚げされます。釣り好きにも人気のスポットで、アジ・チヌ・キスなど、様々な魚種を狙うことができます!
波津海水浴場は2006年に環境省認定の『快水浴場百選(かいすいよくじょう ひゃくせん)』にも選ばれており、冬はサーフィンに適した波が押し寄せる人気の海岸ですが、夏は波が穏やかなため小さな子どもでも安心して遊ぶことができます!海水浴場の目の前には約150台収容できる駐車場もあり、気軽に海で遊ぶことができるのでオススメです(^^)
髙倉神社
古墳時代にまでさかのぼり、約1800年もの歴史をもつ、開運・厄除けの神をお祀りする神社で、境内にある御縁玉をくぐると、恋愛運や結婚運がUPすると言われていたり、境内に植えられている樹齢700年の綾杉は、神功皇后が植えられたという言い伝えが残っているなどとても歴史ある神社です。また、約500年前に造られた『銅製毘沙門天立像』は、県指定文化財となっています!
御朱印あり
金毘羅山
JR海老津駅の南に位置する金毘羅山。標高は約140mで、その頂上には 白峯神社(しらみねじんじゃ)があり、鳥居を抜けると約200段の階段が出迎えます。中心市街地はもちろん、遠くは三里松原を望むことができ、福岡県の快適な環境スポット30選にも選ばれています。約200本の桜が植えられた斜面は、その桜の間を縫うように緩やかな遊歩道が山頂に続いており、桜の名所として花見の季節には多くの見物客でにぎわいます!
岡垣町のグルメ
岡垣町には新鮮な魚介を使った和食店から、ラーメン・中華料理・ステーキ・軽食まで様々なジャンルの飲食店があります!その中でも個人的にオススメのお店を数軒ご紹介します(^^)
岡垣 ぶどうの樹
岡垣といえばやっぱり外せないのが、株式会社グラノ24Kが手掛ける様々な飲食店!
森エリア・山エリア・海エリアと3つのエリアに分けられ、カウンターに6席のみの鉄板料理『ぶどう倶楽部』や、海の見えるカウンター鮨『鮨屋台』、地元岡垣で採れた季節のお野菜で創る『森のレストラン』に、ぶどうのソフトクリームが食べられる『ぶどうの樹のワイナリー』など、ぶどうの樹関連のお店だけでも巡るのが大変なほどです(^^)
https://budounoki.co.jp/area_okagaki/
えびつラーメンセンター
昭和49年に創業し、岡垣町で50年以上続く老舗のラーメン店えびつラーメンセンター。まだ24時間営業が珍しい時代に、運送会社が営むラーメン店として始めたそうです。看板も『えび』と『ラー』だけが赤色になっているように、この辺りでは『えびラー』で通じるようです!
50周年人気投票で見事1位になった焼めしは、ラーメンに使うたれを焼きめしにも使っているそうです。個人的には『濃厚旨辛とんこつみそラーメン』がオススメです(^^)
ハイデルベルグ
お店を出すなら岡垣と決めていたという、岡垣町生まれの初代オーナーシェフ。現在は息子さんが2代目として活躍されています!30種類ある生菓子と、焼き菓子は40種類もあるそうですが、やはりお目当ては『岡垣クーヘン』です!
シュークリームのようですが、フワフワのスポンジ生地の中にカスタードクリームが入っていて本当にオススメです(^^)
Cafe Bakery M&M
1万坪もあるという広い牧場の敷地内にお店があり、ヤギの餌やりや乗馬ができる牧場カフェ!かなり広いドッグランスペースもあり、テラス席では犬と一緒に食事もできます。
FUKUOKA CRAFT BREWING
ブルワリー見学ツアー&飲み比べもできる!
岡垣町のまとめ
歴史ある神社仏閣から、不思議スポットや奇跡の光景など、四季折々年中楽しめる岡垣町!
川にはホタルやカワセミ、海辺には旅するチョウとして知られるアサギマダラやアカウミガメなど貴重な生物が生息しており、海の幸・山の幸にフルーツなど、様々なグルメも楽しむことができるので、ぜひ皆さんも岡垣町に足を運んでみてはいかがでしょうか(^^)